カテゴリ:本( 4 )

 

3月のライオン

おととい本屋に行ったとき
前から気になっていた「3月のライオン」を
とりあえずお試しで2巻購入してみた。

「ハチミツとクローバー」を描いた女流漫画家が少年誌に描く将棋マンガ・・・
画のタッチがやんわりしてるので油断して読んでたら
はじめは気づかなかったが
そのうち「ガッツンッ!」とグーで思いっきり殴られた。
意外と骨太な内容にビックリ!!
サラッとは読み続けることが出来ない内容に
ただただページを捲るしかなかった。
どーしても次が早く読みたくて
朝一で本屋に行って残りの三冊(現在5巻が最新)を購入してしまった。

前に読んだ小説「将棋の子」を思い出させる内容。b0110708_16273430.jpg
プロ将棋士という特殊な世界で迷い、葛藤する1人の少年が、知り合うまわりの人の思いや優しさに触れることにより、変わり、成長し、強くなっていく。
そんな姿に共感をおぼえる。

おもしろい!実におもしろい!!
が・・・5巻を読み終えたところで
不完全燃焼。
まだまだ序盤すぎる内容に
早く次が読みたくってしょーがない!
早く、早く次を出してくれ~~!!
こんな気持ち久しぶりかも・・・
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by b-flat5150 | 2010-12-03 16:38 |  

「聖書、知れば知るほど」を体感

昔、朝方の桜台の駅のホームで聖書を拾った。
落ちていたというより、ベンチに何気なく置いてあった感じで
図書館から借りていくような感覚で家に持って帰ってしまった。
宗教というものには全く興味は無いが、物語として興味があり読んでみたのだが
あんな分厚い本を読破するなんて到底無理な話、
旧約の創世記をちょこっと読んだだけで本棚に長らく飾られている。

そして今回、本屋でこの本を見つけて購入。読んでみる。
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世の中には、聖書を基にした映画やアニメ・物語がいっぱいある。
そういったものを見るときに、知識として聖書の内容が分かっていると
もっと面白く見たり読んだりすることが出来ると感じた。
昔から思っていた「キリストって神なの??」という疑問や
「ノアの箱舟」や「十戒」などの物語の本質が説明されていて面白かった。
「エヴァンゲリオン」=福音書 というのもこれで知った。

映画「インディー・ジョーンズ」や漫画「バスタード」、先ほどの「エヴァンゲリオン」を含め
もっと違った形でこれらのものを楽しめるような気がするので
気になる作品をもう一度見返そうと思っている。
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by b-flat5150 | 2007-12-12 15:35 |  

「1976年のアントニオ猪木」を体感

「1976年のアントニオ猪木/柳澤 健」を読んだ。
格闘ファン、特に「プロレス世代だった」という人に薦めたい。
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店でお客さんと格闘技についての話になる。
格闘大国日本として、酒場ではよく話題にされることの一つなのではないだろうか。
(自分が好きなほうだからそんな話になるのだろうが・・・)
そんな話をしていると、ある程度の割合でこう言ってくる人がいる。
「俺、プロレスは嫌い!」
こういう人には、プロレスというものの認識や観方などを噛み砕いて話をしなければ・・・という使命感にも似た衝動に駆られる。
なぜなら、自分も何年か前に「プロレスに裏切られた」と思った時期があったからだ。
小さい頃、自分にとってプロレスは間違いなくリアルファイトだった。
しかし、それがエンターテイメントだったと知った時の失望感・・・。
「失望感=裏切り=嫌い」というものを経験をしているからこそ、何とかその誤解を解きたいと思ってつい話をしてしまうのです。

この本は、アントニオ猪木という視点だけでなく、日本格闘界のこれまでの流れという視点でも非常に楽しめる一冊でした。
もちろん、アントニオ猪木というカリスマの光と影にも注目です。
(影の部分がクローズアップされているようだが)

ちなみに、1976年とは伝説の「モハメド・アリVSアントニオ猪木」戦があった年です。
自分がこの世に生を享ける少し前の出来事です。
この時代の試合をリアルタイムで見れなかったことを残念に思う・・・。
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by b-flat5150 | 2007-08-12 12:54 |  

「今夜、すべてのバーで」を体感

「今夜、すべてのバーで/中島らも」を読んだ。
お酒に携わる人すべてと、自分はアル中などと冗談で言っている人すべてに読んでもらいたい本だと思った。
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アルコール依存、いわゆる一般に言われるアル中の話である。
職業柄、本のタイトルに興味を持って読んでみたのだが、これが非常に考えさせられる内容だった。
筆者自身を投影して書かれたといわれているが、私もアルコールを商売として生活している者として、何より酒好き人間として、この物語は他人事ではなかった。
「アルコール=日本における合法ドラック」ということを頭では解っていたが、この本を読んで改めて認識したし、それでも酒は百薬の長だとも思っている。
お酒を扱う人間として、そこ辺りの線引きはこれからも考えて行かなければと思う。

お酒だけではなく、ドラックと呼ばれるすべてのものに関して、それを摂取し続け、結果依存症になるということの根本にあるのは、人の弱さというものなのだろうか・・・。
そんなことも思わされる一冊でした。

最後にこの本から引用
「酒の味を食事とともに楽しみ、精神のほどよいほぐれ具合を良しとする人にアル中は少ない。そういう人たちは酒を『好き』」ではあるけれど、アル中にはめったにならない。
アル中になるのは、酒を『道具』として考える人間だ。」
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by b-flat5150 | 2007-08-05 15:31 |