カテゴリ:BARのこと( 29 )

 

日本マティーニ伝説を読んで・・・

「日本マティーニ伝説」を読みました。b0110708_16575889.jpg

ミスターマティーニと呼ばれた今井清氏を中心とした戦後のバーテンダーの歴史が綴られており、私が知っている方々のコメントや勤めていたパレスホテルでのエピソードなどが色々と描かれておりました。

作中に登場する直弟子の吉田さん(私が勤めていた頃は課長でした)はもちろんのこと
五十嵐先生などは、ペーペーだった私は話をするどころかオーダーを取ることすら出来ませんでしたし、ソムリエ第一号となる浅田さんと今井氏の出会いや働いていたロイヤルバーのことなどなど・・・
私視点で楽しく、そして懐かしく読ませていただきました。
この本で初めて知るエピソードが多かった(ほとんどでしたが)でしたが
特に浅田さんとの出来事は面白かったなぁ~・・・

偉大な諸先輩方々の苦労や試行錯誤によってバ-テンダーという地位が確立され
今日私たちの仕事が出来ているということを痛感させられました。

来週は「今井会」というパレスホテルのバーテンダーOBが集う会があり
こちらに来てから中々参加できなかったのですが
今回は、現在長崎に住んでいる同期が参加するということなので
私も行ってみようと思います。
今度の土曜日が楽しみです。

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by b-flat5150 | 2012-10-28 16:59 | BARのこと  

テキーラはサボテンの一種??

この間お店でテキーラの話をしていて
「テキーラはサボテンから造られる」と言っていたお客さんがいました・・・。

テキーラの原料について
「テキーラは竜舌蘭(りゅうぜつらん)というサボテンの一種から造られる」
という話をされる方は結構多いようですが、b0110708_1756137.jpg
これが意外と勘違いされていることで
竜舌蘭から造られるのは間違いではないのですが
サボテンの一種というのは大きな間違いなのです。

サボテンの一種と説明している本なども見られるので
勘違いしていても仕方がないのですが
竜舌蘭は 単子葉植物 ユリ目 リュウゼツラン科の植物で、
サボテンは 双子葉植物離弁花類 サボテン目 サボテン科の植物なのです。
研究者によっては竜舌蘭をヒガンバナ科に含める場合もあるようなのですが
とにかく竜舌蘭とサボテンは全くの別物なのです。

そのような話になった時はできるだけ訂正しようとは思うのですが
そんな場面じゃない場合もあるので残念に思うこともあります・・・。

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by b-flat5150 | 2012-09-01 17:58 | BARのこと  

なぜ、カクテルにストローが2本ついているの??

いつからだったか、フローズンカクテルやクラッシュアイスを使ったカクテルなどに
ストローを1本しかつけなくなっていました。
なぜなら、お客様の「なんで、ストローが2本ついているの?」という質問に
明確に答えることが出来ず、聞かれることも面倒くさい・・・なんて思っていたからです。 b0110708_1705582.jpg


なので、ネットなどで調べてみたら
「使っている1本が氷や何かで詰まったときの予備のため。」とか、
「1本で飲んで、もう1本は空気の通りをよくするため」や、
「グラスに口をつけて飲む量とストロー2本で飲む量が同じ」だとか、
「店側がお酒を飲んでいるのかジュースを飲んでいるのかを確認できる」
などなど・・・
それらしいことは書いているのですが、
どれも私が納得のいくような回答ではありませんでした。

「ストローに物が詰まった」ら換えてあげればいいし、
「果実などの繊維質のようなものが詰まる」なんてこともあるのだろうが、
2本目も詰まったら全部換えなければいけないのだから一緒だと思うし、
実際にそのようなお客様は見たことがないが、
あまり詰まるようなら店側の工夫が必要だろう。
「空気の通りをよくする」というのもピンとこないし、
「グラスに口をつけて飲む量とストロー2本で飲む量が同じ」というのも
ストローの大きさによって違うと思う。
「店側がお酒を飲んでいるのかどうか確認できる」というのも、
使っているグラスが同じなら有効のようだが、
パインジュースとリンゴジュースなど、見分けるのが難しいものは、
結局は従業員のコミュニケーションで解決するはずだから、それもピンッとこない。

なので、最近わたしはそのような質問に対して、こう答えるようにしています。
「2本付けるほうが様になるでしょ」と。
見た目、1本よりも2本のほうがカッコイイし、
それでカップルが1本ずつ使うことによってラブラブになってくれるならそれで良いことと思うし、なによりそう言い切ることで私がスッキリしたのです。

そう思えたことで、最近はストローを2本付けることにしています(笑)

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by b-flat5150 | 2012-08-26 17:02 | BARのこと  

お盆期間が終了したようです・・・

年間で1番の稼ぎ時となるこの期間は
盆暮れ、もしくはお盆だけのこの時期しか顔を見られないお客さんがたくさん来店します。
非常に嬉しいことで、わざわざ顔を出してくれる方々には本当に感謝です。
帰り際には「また来年だね」とか「今度は正月かな」なんて
年末のような言葉を交わしながら見送るのですが、
そういった方々の今年も変わらず元気な姿を見られたことが素直に嬉しいです。

今から来年のお盆が楽しみです。
それではまた来年!!



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by b-flat5150 | 2012-08-18 14:59 | BARのこと  

ブードルス・ジンが終売になりました。

店をオープンして以来13年間、マティーニは勿論、ジントニックやその他のジンベースのカクテルに愛用し、お客様にも喜んでいただいてきただけに残念です。
思い起こせば、私がジンを苦手にしていた時期があって(ホテル新入社員の頃、安ジンを飲まされ、腰を抜かしたのが原因)それを克服してくれたのがブードルスでした。
以来、店を開いたらブードルスをメイン・ジンにしようと決め、
今日まで使ってきたのですが・・・残念です。

まさかの終売という情報をキャッチし遅れ、今店には1/4ほどしか残っていません。b0110708_15142598.jpg
なぜ、このような美味しい酒が無くなってしまうのか・・・
今後の早急な復活を希望しております!!

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by b-flat5150 | 2012-08-11 15:16 | BARのこと  

よみのみ! 21 ~バーテンダー編~

バーテンダー48話目は「マティーニの顔」の話でした。

ストーリー中に“今井 清”氏の話が出てきていました。
私が勤めたホテルにいた方で、私が入社した年に退職なされたので、
直接の面識は無いのですが、職場には今井色が強く残っていました。
ですから私が教わったカクテルも、マティーニを含め今井さんのレシピであり、
一般に出ているカクテル・ブックとは多少違うものもあります。
今でも、時代にあわせて変えてはいますが、基本はそこにあるのです。
今井さんとは出来れば一緒に仕事をしてみたかったですが、
ぎりぎり今井イズムに触れられたことは幸運だったと思います。b0110708_16353960.jpg

ちなみに、ミスター・マティーニの作るレシピは
ゴードン・ジン 9/10 ノイリー・プラット 1/10 です。
作中にあるレモンピールの仕方は、
私が習ったのとはチョット違うようですが・・・

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by b-flat5150 | 2012-08-04 16:38 | BARのこと  

よみのみ! 20 ~レモンハート編~

これまでのお酒に関する漫画や雑誌を読み返し
そこに載っているお酒を飲み倒してみよう!という企画
題して「よみのみ!」
読み返した内容はブログで、
飲み倒したお酒はWEBサイトで随時掲載していきます。
http://plaza.rakuten.co.jp/bflat5150/


レモンハートの32話目。
ここでようやく「レモンハート」の登場。b0110708_1436558.jpg
しかも「151プルーフ」
プルーフは2で割るとアルコール度数になるので、
75・5度もある強烈なお酒です。
それを飲んで松ちゃんが酔い潰れちゃうってお話。

そういえば、何でレモンハートという店名にしたのかっていう件がなかったですね。
多分それなりに理由があると思うのですが・・・そこんとこ聞いてみたかったなぁ。
ちなみに私は「なぜビー・フラットなの?」と聞かれると最近では
「なんとなくジャズっぽいんで」と答えています。

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by b-flat5150 | 2011-03-25 14:36 | BARのこと  

よみのみ! 19 ~レモンハート編~

これまでのお酒に関する漫画や雑誌を読み返し
そこに載っているお酒を飲み倒してみよう!という企画
題して「よみのみ!」
読み返した内容はブログで、
飲み倒したお酒はWEBサイトで随時掲載していきます。
http://plaza.rakuten.co.jp/bflat5150/


35話目にして松ちゃんの「ウイスキーのウーロン茶割り」が出てきました。
ここから松ちゃんの酒オンチキャラ確定だったんですね。

そんな回で紹介されたのが「スピリタス」b0110708_1394661.jpg
アルコール度数96度もある史上最強のお酒です。
松ちゃんもこのお酒を飲んでベロベロになっていました。

去年の年末にこちらに帰郷してきたお客さんが「強い酒」というオーダーを続けたので、5~6杯目ぐらいに
「本当はあるお医者さんに店のほうから薦めるのは止めたほうがいいといわれているんだけど・・・」という断りを入れ
「まぁ~人生で1度くらいは体験したほうがいいかも」
なんていってスピリタスを出してみました。
これにはさすがに効いたらしく、その日はそれで打ち止め!
後日、来店したときに「アレはないっすよ」なんて言っていました。
そりゃそうですよね・・・

しかし、過去に
「私これ大好きなの」といって
スピリタスを4杯ほど飲んでケロっとしていた女の子がいました。
まさに圧巻の一言!!
未だにスピリタスをそれだけ飲む人は見たことありません。
それにはさすがに私も舌を巻いてしまいました。
いやぁ~カッコよかったです。はい。

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by b-flat5150 | 2011-03-05 13:17 | BARのこと  

よみのみ! 18 ~バーテンダー編~


これまでのお酒に関する漫画や雑誌を読み返し
そこに載っているお酒を飲み倒してみよう!という企画
題して「よみのみ!」
読み返した内容はブログで、
飲み倒したお酒はWEBサイトで随時掲載していきます。
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「バーテンダーとして何を与え続けることが出来るのか・・・b0110708_14521995.jpg
  これからもそれを考え続けてください」
33話目のエピソードで、主人公佐々倉が「バー東山」を辞める際にオーナーの東山氏が門向けとして贈る一言です。

私もよくそのことについて考えます。
思い、考えて・・・納得するというものはあまり無く、
過去の言動や行動に後悔したり、
恥ずかしい思いをしたりすることが多いですが、それでも考えます。
まだまだ未熟なのです・・・というか、これからもそれを考え続けるんでしょうね。

ん~・・・
この漫画読んでると真面目なコメントになっちゃうなぁ~・・・

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by b-flat5150 | 2011-02-27 14:53 | BARのこと  

よみのみ! 17 ~レモンハート編~

これまでのお酒に関する漫画や雑誌を読み返し
そこに載っているお酒を飲み倒してみよう!という企画
題して「よみのみ!」
読み返した内容はブログで、
飲み倒したお酒はWEBサイトで随時掲載していきます。
http://plaza.rakuten.co.jp/bflat5150/


レモンハートも第3巻目に突入!b0110708_13583380.jpg
31話目はファックスに纏わるお話でした。
この頃の最新機器だったんですね。
ファックスのセールスマンと取引先の社長がレモンハートに来店し、そこでブラインドのテースティングをするというお話。
そこで出されたのが“グレンフィディック”
ブラインドで出されたセールスマンは、
その答えを次の日にファックスで送るという内容。
今だったらメールで返答ということになっちゃうんでしょうけど・・・

ボトルの形やラベルのデザインが印象的なこのお酒は、
私がはじめて口にしたモルト・ウイスキーだったと思います。
このライトな味わいはモルトビギナーに向いてるのかもしれませんね。

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by b-flat5150 | 2011-02-25 13:59 | BARのこと