人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」を体感

昨日お客さんに「何でJAZZを聞くようになったの?」と聞かれ
久しぶりにこのアルバムを聞いた。
「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」を体感_b0110708_11565350.jpg

25歳の時、たまにはJAZZのアルバムでも買ってみようと思い
前によく行っていた店のマスターが「このアルバムは良いよ」と言っていたのを思い出し
初めてJAZZのCDを買ってみた。
当時の店ではBGMに有線のJAZZヴォーカルを流していたので
ほとんどの曲を聴いたことがあって、
「これもヘレン・メリルだったんだぁ~」的な感じだったのを覚えている。
ホントまったくの初心者だったよなぁ~・・・
そんな初心者の耳に「ズッバ!」と入り込んできた音があった。
それがクリフォード・ブラウンのトランペットの音だった。

それまでほとんどROCKしか聞いたことがなく、
「JAZZなんて暗くて聞くことはないだろうなぁ」と思っていた気持ちを180度変させられた。
特に、名曲「YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO」のサビ後のトランペットの音。
あの透き通る音色、魂を感じる生きた音に心を奪われてしまった。
以降はJAZZにどっぷり・・・給料が入るとJAZZのCDを買い漁るという月日が始まるのです。
おかげで、給料を貰って3日後には月末生活って感じでした・・・。

交通事故の犠牲となり、実質的に僅か3年程の活動しかしていない
天才クリフォード・ブラウンの音に耳を傾けてみてください。
青江三奈っぽいと言われるヘレン・メリルのヴォーカルもいいどすえ。

by b-flat5150 | 2007-08-16 12:56 | 音楽  

<< 「ウマニ・ロンキ ”ヨーリオ”... 「1976年のアントニオ猪木」を体感 >>